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2009/11/18 Goto in Bangladesh 足場を固めたい
こちらに来てから、ずっと一つの大きな問題と直面してきました。
来た当初に問題が発生した時、そのときはまだ第二・第三の補助線があって、
そこで何とか解決出来るだろうという安心がありました。
その後その補助線がひとつまたひとつときかなくなり、
気がついたらあれよあれよという間にバックアッププランを使うことになりました。
バックアップは、あくまで急遽立てたバックアップです。
それにここは、バングラという国。
確かなものを急に求めるのが難しい国ですから、毎日状況が変わっていきました。
その中で「これが最適ではないか」と思える解決案をその都度考え、
協議し、最大限解決に向けて動いていきました。
それなのに、まるで大きな悪魔にでも取り憑かれたように、
これが最善だ
そう思ってがんばることがことごとくうまくいかない状況が続きました。
肉体的に・精神的に関係する全員が消耗していき、
衝突することも出てきました。
誰もが極限の状況で戦っていたのです。
ある時私とモインが言い争った後、落ち着いて話をし直して、
「最善だと思ってやることが、なぜかこの件に関してはいつも裏目に出てしまう」
とモインに言ったら、「全員がそうだ」と言っていました。
それくらい全員が模索し、走り続けていました。
日々状況は変わり続け、トライし続け、失敗しながらも
期限が近づくにつれて少しずつ少しずつ進んでいきました。
思いつく限りの策を講じた後に、最初の案に戻ったりしながら・・・。
そうして先日、1ヶ月以上続いたトラブルがようやく一山越えました。
あれだけの策を講じて、全員がベストを尽くして、
それでもあんなに失敗し続けるというのは尋常なことではなったと思っています。
これは、私達に何か大きなことを教えるために起こっているんじゃないか、
問題の渦中にいる途中からそんな風に感じるようになりました。
何を教えられていたのか。それは、
「システムをつくる必要がある」
私はそう理解しています。
いつも走り続けるマザーハウス。
でもしっかりと走り続けるためには、
足元をもっとしっかりと固めなくては。
まだまだ固まっていない泥の上を走っていては、
ずぶずぶと足が取られてなかなか前に進めない。
この一ヶ月間はまるでそんな感覚でした。
地盤を固めること
走りたい人はもっと効率よく走れるように
歩きたい人は自分のペースで歩けるように、
しっかり足場を固めたい
それが私が今ここにいることの使命だとも思うようになってきました。
この戦いは一山は超えましたが、まだ終わっていないので
また少し休んだら戦闘態勢に入りたいと思います。
2ndの戦いは、
もうちょっとシステマティックに動けると・・・・いいなと思ってます。
P.S.
長らくブログを更新できませんでしたが、戦いの渦中にHISツアーがあり、
多くのお客様が工場にいらして下さいました。
私は工員のみんなが皆さんが来るのを楽しみにしていて、
そしてお会い出来るのをとっても喜んでいるのだと心から感じられて、
それが本当に嬉しかったです。
皆さんがこんなに遠くまではるばるいらして下さったこと、
そしてみんなと一緒にバッグを作ったりお話したり写真を撮ったりして楽しく過ごせた時間。
それは現地スタッフのみんなにとって感動と誇りになっています。
バングラを代表してご参加下さった皆様にお礼申し上げます!
本当に、ありがとうございました。
コメント
後藤さん、ご返信いただきありがとうございました。
大変な時期だったんですね。お疲れ様でした。
「一山こえたので、少し休んで、また戦闘開始」ですか。
バングラで頑張っていますね。
そのうち、日本から美味しいものをもっていきますから。
ドラ千葉 太
千葉さん
コメントありがとうございます。
ただいま日本に一時帰国中(日本への帰国に「一時帰国」と使うようになったら、もう駐在目前の印です(笑))です。
今回の滞在は、本当に大きな怪物のようなトラブルと闘っておりました。おかげで今は戦い疲れの風邪と日本で格闘しております(笑)
バングラに戻ったらまた第2ラウンドのはじまりなので、しっかり日本で栄養を付けて頑張ってきたいと思っています!
連日店舗にHISツアーで起こし下さっていた皆様にいらしていただいていて、先日新宿店に立った時にも3人もの方にお会い出来ました!
その後もみなさんいろいろとつながりを持っていらっしゃるようで、有意義な旅になられたようで何よりです!
ツアー参加させていただいた、カユカワです。
後藤さんのマザーハウスデザイナーとしての一歩一歩を、いつも応援しております。
今回のツアーでは、いつも東京でみていたかわいいバッグが、実はこうして裏側で試行錯誤しながら、仲間と1つも妥協せず話し合いながら、やってるんだなあ・・・と感じさせられるものがありました。
その過程で、ブログのようにトラブルがあったり、
解決を急がなければならない事態に遭遇したり、
言い争ったり・・・こうしたつらい思いをも全部詰まったバッグが今も
東京に並べられていているなんて、それを思うとマザーハウスのバッグはやはりただ単にかわいい、だけじゃなく、奥にあるものを感じられるバッグだなあって改めて思います。やっぱりこうしたバッグは他をみても無いんじゃないかなあと思います。
あと、個人的にデザインに関してすごく興味がある、というかツアー通して興味がわいたので、また後藤さんとお話できる機会があればうれしいなと感じております。
大変な日々とは思いますが、遠いようで近い日本から
応援しております!!
がんばってください!!
カユカワさん
ツアーにご参加頂きまして、どうもありがとうございます!
皆様にとって、本当に大きな意味のある旅行になったのだと、その後の皆さんのコメントや店舗で聞くお話から感じられます。
バングラのみんなとも、このことを共有したいと思います。
ツアー第一回目、私達はバングラの工員みんなにとって予想以上に大きな変化や影響があったことに驚きました。
そして、二回目の今回は参加者の皆様にとって、大きな経験になったようだとその後の反響に驚く日々です。
カユカワさんはデザインに興味がおありということで、是非私もまたお会い出来る機会を楽しみにしています!
時にもめながら(?)もやっているものつくりですが、もっともっとこれからも頑張って行きたいと思っています!
進化した姿がお見せできるように精進していきまーす!
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Hanabira series 販売開始!
















































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